異色な職歴を持つ社会人の私が学生のあなたに伝えたいこと

本記事では、現役Webライターとして活動中のヘラクレスが内容をお送りいたします。

私ヘラクレスは、現在フリーランスで活動していますが、実は私過去にフリーターと正社員を経験しています。

良くも悪くも色々な雇用形態を経験してきたわけですが、そんな私だからこそ学生の皆さんに伝えられることがあるかと思っています。

今回は、就職率が高いと言われた学校で敢えて就職をせずフリーターになった私が、「やっぱり正社員になりたいと」思い正社員になったものの、結局会社を辞めてフリーランスになった経緯をお話いたします。 本記事を通じて、あなたが進路を決めるときの参考になれば幸いです！

【結論】

それはあなたが進む道に失敗があったとしても、そこで終わりではないということです！

私も「フリーター→正社員→フリーランス」とコロコロ変わってはいます。

「どんだけ変わっているんだ？」ですよね(笑)

しかし、自分の歩んできた道に苦労したことはあっても、後悔したことは一度もありません。

進む道が必ずしも1つではないという風に考えておけば、気持ちは楽になります。

ただ、この説明だけだと「いや、そんなこと言われても・・」と少々説得力に欠けます。 そこで、説得力を持たせるため、私の異色の経歴を話していきたいと思います。

【第一章】就職率が高いと言われた高校で敢えて就職しなかったお話

私が通っていたのは、愛知県にある某工業高校。

そこは就職率が高いことで知られ、生徒のほとんどが就職の道に進んでいました。

私自身、決して成績が悪かったわけではなく、そこそこ安定した企業に就職することも不可能ではありませんでした。

しかし、私は就職するチャンスがありながらも、敢えて就職という道を放棄しました。

理由は、工業高校で就職できる会社が自分に合わないと思ったからです。

元々、就職を目的に工業高校に入学した私は、卒業後は工業関連の会社に就くと決めていました。

ところが、いざ工業高校で実習とかやると、思った以上に難しく、次第に私は自信を失っていきます。

そして、迎えた3年生の就職活動シーズン。

工業高校なので、求人のほとんどは製造業など、工場系の会社で埋まっていました。当たり前ですよね。

ただ、工業系の作業が苦手な私は、本当に「製造業に就職していいのか？」という疑問が生じます。 考えに考えた挙げ句・・私は就職先を決めずに高校を卒業するという暴挙に出たのです(笑)

【第二章】2ヶ月のニート生活からのフリーターへ

就職先を決めずに高校を卒業したので、当然私は無職・・すなわちニートです(笑)

親からの圧力もあり何とか就職先を探すものの、自分に合った職業が見つからず・・。

そこで私は、いったん正社員への道を保留にし、アルバイトを始めることにしました。

工業高校に通っていたものの、実は接客業の仕事にも密かに興味がありました。

そのため、地元にあるコンビニでアルバイトを始めることに。

約2ヶ月のニート生活に終止符が打たれました。

他の同級生は卒業して就職している中、自分は就職どころかフリーターになるという(笑)

客観的に見ると、少々変わっているとしか言えません。

【第三章】フリーター生活とPCの勉強

フリーターとしてコンビニのアルバイトを始めた私ですが、始めてみると案外楽しいものでした。

スタッフの人達は優しい人ばかりで、客が居ないときはスタッフ同士で楽しい会話をすることもありました。

もちろん、ミスしたときは怒られることもありましたが、言葉の通り自分のミスだったので、あまり理不尽には感じませんでした。

客からの理不尽なクレームは、しばしばありましたが(笑)

こんな感じで、フリーター生活を謳歌していた私ですが、ただダラダラ過ごしていたわけではありません。

当時の私は何のスキルもなかったため、フリーター生活に何かスキルを身に付けようとパソコンの勉強を開始。

WordとExcelの基礎スキルを習得した私は、新たな行動に出ようとしていたのです。

【第四章】少し遅めの就職活動始動！

フリーター生活から約1年。

私はついに就職活動を決意します。

「楽しいと言っていたのに？」と思う人もいるでしょう。

確かにコンビニでのアルバイト生活は楽しかったです。

しかし、良いことばかりとも限らず、労働面では大変なこともありました。

まず1つ目は、休みが少なかったことです。

コンビニは24時間営業ということもあるため、休みは不定休でした。

さらに、スタッフの人手が少なかったこともあり、週に1日しか休めなかったり、2週間近く通勤が続いたりしたこともありました。

そして、2つ目はお客さんとの相性ですね。

スタッフ間での人間関係は良かったものの、態度の悪いお客さんにストレスを感じることも珍しくはありませんでした。

これらの要因が重なったことで、私は就職活動を決意したのです。

【第五章】就職

こうして就職活動を始めて2～3ヶ月ほどでしょうか。

私はついに正社員になります。

パソコンのスキルを身に付けていたこともあり、私が就いた職業はCADというパソコンの図面作成ソフトを使った機械設計の仕事。

正直、福利厚生はそこまで充実しておらず、給料もそんなに高いとは言えませんでしたが、自分で決めた職場なので特に気になることはありませんでした。

私はこの会社で長くお世話になる・・そう思っていました。

【第六章】Webライターとの出会い

正社員になって3年辺りでしょうか。

私は今の仕事に満足できていませんでした。

自分で決めた職場にも関わらず、やはり相性というのがありました。

また、この時、自由なワークスタイルに強い憧れを抱いていました。

時間や場所に囚われず、好きな仕事をする・・。

欲求に逆らえなくなった私は、自分でできる仕事を調査。

そして、たどり着いたのがWebライターという仕事です。

自分は高校時代から書いている個人のブログがあり、読者から感想をもらうたびに達成感を抱いていました。 自由なワークスタイルはもちろんですが、達成感を得られることに大きな価値を感じていたのです。

【第七章】そしてフリーランスに・・！

正社員になって4年。

悩みに悩み抜いた結果、私は会社を退職しました。

フリーランスは、仕事の獲得から体調管理まで全部自分で行わなければなりません。

挙げ句に収入も不安定。

普通に見るなら、正社員を続けるほうが賢い判断に思えます。

しかし、私はそれでもフリーランスの道を選びました。

収入や安定を求めるのは大事かもしれません。

でも、私は自分にとって成功の可能性がある道に挑戦したいという気持ちが強かったのです。

だから、たとえ厳しい道のりだと分かっていても、フリーランスに転身できました。 フリーランスを始めて早三年ですが、何とか現在に至ります(笑)

【第八章】異色の職歴を持つ私が学生のあなたに伝えたいこと

ここまで私の職歴を大まかにまとめてきました。

この話を聞いて、あなたはどう思われましたか？

「こんな人生歩みたくないな～(笑)」と思われた人が多いのではないでしょうか。

でも、そんな私だからこそ、学生のあなたに伝えられることがあります。

それは、最初にもお話した通り、「失敗してもそこで終わりではない」ということです。

恐らく本記事をご覧になられているあなたは、現在将来の事で真剣にお悩みになられているかと思います。

将来を考えるのは非常に大事なことですし、むしろ悩んで決めることに意味があります。

ただ、「チャンスは一度きり」、「大手企業に就職できなかったら負け組」みたいな焦った考えはよくありません。

仮にそのような考えをお持ちでしたら、今一度ここまでの内容を読んでいただきたいです。

私の職歴は、お世辞にも人に自慢できるものではありません。

逆に「こんなブレブレな人生絶対に歩みたくはない」と思う人もいるでしょう。

しかし、他人が何と思おうが、私はこの生き方を何一つ失敗だとは思っていません。

【最終章】道は1つだけじゃない！大事なのは失敗から這い上がること

私も現在はフリーランスをやっていますが、これもいつまで続くかは分かりません。

今の仕事に限界を感じることがあれば、フリーランスを挫折する可能性は十分にあります。

しかし、それでも後悔はしないでしょう。

なぜなら、失敗しても諦めていないからです。

私はフリーターで失敗し、正社員になりました。

でも、正社員も失敗したので、次はフリーランス・・と成功を掴むために挑戦し続けています。

失敗をすることは、何ら恥ずかしいことではありません。

大事なのは、失敗してもそこから這い上がること。そして、他人や世間が云々ではなく、あなた自身にとっての成功を見つけることです。

「道は1つだけとは限らない。失敗しても別の道に挑戦する選択肢がある」

この事を頭に入れておけば、たとえ失敗することがあっても、あなたは次の道に向けて前向きに行動できるでしょう。

もちろん、失敗しないことが一番ですが、あなたにリラックスしてもらうという意味でも、今回自分の体験談と共にメッセージを伝えさせていただきました。

私の異色な経歴を見て、少しでも励みになったのであれば幸いです。

そして、あなたの就職活動が上手くいくことを願っております！

私からは以上です！ 最後までお読みいただきありがとうございました。