先輩の経験談 PR

どんな仕事でもやってみたら得られる物がある

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りな

町の小さな病院で働いている、りなです。

性格は人見知りが激しく、優柔不断でコミュ障な面もあるけど、人と関わることは好きです。

まず何を伝えたいのか

  • 「つきたい仕事が分からない」、「本当にこの仕事を選んでいいのか分からない」と迷いながら飛び込んでも大丈夫。
  • 得られるものは絶対何かしらある。
  • 良いことも悪いことも悩んだことも経験が一番の財産になる
  • 絶対に嫌という仕事でなければどんな仕事でもやってみたらいい

軽く私の経歴から紹介します。

専門学校で医療の国家資格を取得

病院勤務(2年)

ホテルの清掃バイト(2ヶ月)

上場企業へ就職(3ヶ月)

病院勤務(3年目)

現在は最初に就職した病院とは異なる病院に勤務しています。

最初に、医療の資格を取ろうと思った理由は…

「安定していてお金に困らなそうだから」という何となくでの気持ちでした。

特に「やりたいこと」が何もなかったのです。

(入ったからには全力で勉強しました。)

はじめてのお仕事【病院編】

最初の病院で実際に仕事をして感じたこと

そのまま試験に合格して就職が決まって、1年が経つ頃、ある疑問を抱くようになりました。

朝早く起きて出勤

クタクタになるまで働く

帰ったらご飯とお風呂を義務的に済ませて明日の仕事のために寝る

週に6日はこの生活で

りな

「ずっとこの生活を繰り返す人生でいいのか」

「なんだか楽しくも面白くもない毎日だな」

「なんか社会人つまらないなー」

ともやもやしながら過ごしていました。

患者さんとお話したり、ありがとうという言葉を頂けたり、同期と仲良くなれたりと、仕事にやりがいはあったのですが、一日の中で「面倒な人間関係」が占める割合が多すぎたのです。

面倒な人間関係のお陰で、いつのまにか「どうしたら患者さんが喜んでくれるのか」と考えるべきところを「どうしたら怒られないように出来るかな」と考えるようになっていました。

自分が関わっていないミスでもなぜか自分のせいにされることも多々あって「この患者さんに関わるとまた理不尽なことに巻き込まれるかも、やりたくないな」と感じることが日に日に大きくなっていったのです。

この心理状態に陥ると会社にとっても自分にとっても患者さんにとってもいいことがありません。

別の道を探そうかなと迷っているときに

新しく入ってきた50代女性のSさんがこっそり私に言いました。

Sさん

こんなに狭い世界で頑張る必要は全くない。

もっともっと広い世界がたくさんあって、

若いんだからもっと楽しいことを経験することができるんだよ

この方は海外でも働いていた経験があって様々なジャンルのお仕事をされていた経験がありました。

人生の大先輩からこの言葉に勇気をもらい、「もっと違った世界をみてもいいのかも」と思い、 転職を決断しました。

病院勤務で学んだこと

  • 人間関係が一番大事!自分がストレスが少ない人間関係とはどんな関係だろう?と考えるきっかけを与えてもらった
  • 同期と仲良くなって仕事終わりにご飯に行く楽しさを知れた
  • いろいろ経験してきた先輩からの言葉は説得力があって、若かった私はとても勇気をもらった。いつか迷っている若い人に何か伝えられるようになりたいという気持ちを持てた
  • 病院で患者さんと話すことは大変なこともあるけど楽しいこともある。それぞれいろんな悩みを持っているので、話を聞くだけでも笑顔になってもらえたりすることはとても嬉しいことだと感じた

2回目のお仕事【ホテル編】

特にやりたいことがあるわけでもなく、「取り合えず何でもやってみよう!」その心意気で、たまたま求人サイトで見かけたホテルの清掃バイトをすることに。

ホテルの清掃バイトで感じたこと

  • あまり人と話さないため、人間関係のトラブルはほぼない(コミュ障の私には楽)
  • ちょっと嫌なことがあってもすぐに気持ちを切り替えさえすれば流したら大丈夫
  • おしゃべり好きな人や物静かな人や子育て中の主婦や60代くらいのおじさんまで幅広い層がいて病院とは全く違う雰囲気
  • 勤務時間は朝9時~昼2時までの短い時間で済むので自由な時間がフルタイムよりもはるかに多い(その間は休憩なし)
  • デメリットは賃金が多くはなくいくら頑張っても上がらない

ホテルの清掃バイトで学んだこと

  • こういう生き方も出来るなということが知れた
  • この働き方でも稼げる場所があるんだと知れ、色々失敗したらまた戻ってくればいいと思い、次の仕事に挑戦できる勇気がわいた
  • いくら頑張っても賃金が上がるわけではないので、モチベーションが少し下がってしまう、次は自分の成果で賃金が上がるところに就職してみたい

この最後の学びから次の職場は「自分の成果次第で給料が上がる場所」を探してみることに。

3回目のお仕事【上場企業編】

自分の成果次第で給料が上がる×好きなこと(例:食べること)にマッチした上場企業を見つけたので

速攻で応募し面接対策に全力をかけ受かることが出来ました。

どれだけ自分はやれるのだろう?大きな企業で働くことにとにかくワクワクしていました。

  • 体育会系の職場で上司も同期もみんな熱い!仕事熱心!
  • みんなコミュニケーション能力が高い
  • ワイワイガヤガヤするのが大好きな人が多い
  • 家庭やプライベートよりも仕事優先の方が多い
  • 拘束時間が長く、出勤時間もばらつきがある
  • 早くみんなに追いつかないといけないというプレッシャーを勝手に感じてしまい焦る
  • お客様のことを第一に考える
  • 同期とは共感することが多いのですごく仲良くなれる
  • 人に自分から「与える」ということを意識することが出来た
  • 大きな組織の仕組み、会社の仕組みを知ることが出来た
  • 勤務開始時間が日によってバラバラなので生活リズムが整いにくい

上場企業で感じたこと

全ての上場企業がこの雰囲気というわけではなく、 この企業特有の特徴だと思いますが、仕事に対する熱量に圧倒されてしまいました。

【上場企業で学んだこと】

  • ここで働き続けると拘束時間も長く、仕事>家庭となってしまうことが、それは自分の生き方には合わない。
  • 仕事内容で好きなことが占める割合がもっと大きければもう少しうまく家庭も充実できたかもしれないが、自分にはここではできないと思った
  • プレッシャーをバネにすることが出来ると思っていたが周りの仕事に対する熱量に圧倒されてしまい、貫けなかった
  • 賃金アップのモチベーションを保つには仕事内容や環境が自分に合っていることが前提になければいけない
  • 生活リズムが整いにくいと私の体質(ロングスリーパーで寝つきが悪い)的にはキツイ

完全に求められている力を全く発揮できずに「挫折したー!」と思えた職場でした。

上司や同期には大変申し訳なかったのですが「自分のやりたい方向性とは全く違うな」と感じてから、早めの決断に至りました。

今思うともっと職場内の雰囲気を重点的において選べばよかったのか?とも考えますが

そしたら「大きな企業で働く」という経験は出来なかったかもしれないですね。

そう思うと「挑戦してよかった」と思います。

ここで、自宅から近い病院の募集があったので一旦病院勤務に戻ることに。

4回目のお仕事【近くの病院編】

病院勤務で感じたこと

  • 前の病院の職場と雰囲気が全く違う(業務内容は殆ど同じ)
  • 人間関係の問題がほとんどない(自分の業務に集中でき、持っている力を活かそうと思える)
  • 先生と上司から愛を感じる

病院勤務で学んだこと

  • 一回目の病院と仕事内容は殆ど同じだが、職場にいる人間関係次第でこんなにもストレスの度合いが違うということ
  • 自分の業務に集中でき、成果が出るので、楽しい
  • いつも同じ時間で、同じ曜日に休めるので生活リズムが整いやすい(上場企業で失敗した経験により、ここの重要性がぐんっと上がった)

以上の職業を体験して以下の「私が仕事で重要視すること」が分かりました。

私が仕事で重要視すること

  • 勤務の時間は規則的であるか
  • 人間関係が面倒くさくない(悪口や罵りがなく業務に集中できる)
  • フルタイムはキツイ
  • 家が好きなので家の中でも仕事をしたい

自分の理想の働き方がどういうものかが分かったので、もっと理想に近づくためにはどうしたらいいのか分かるようになりました。

現在は病院勤務しながら副業としてライターやアイコン、イラスト作成、動画編集をしています。

フルタイムではきついので、時短勤務+副業で心地よく仕事が出来るところを探っています。

もう少し副業の割合を高めたいと思っており、試行錯誤の毎日ですが、間違いなく今が一番楽しいです。

まだまだどん底に落ちた経験や色々やらかした経験はありますがここでは割愛させて頂きます。

まとめ

  • 自分のやりたいことが分からなければ、「とにかく何でも経験してみること」で、見えてくるものがある
  • どんな仕事でもやってみると、こういう所は嫌いじゃないな、こういう仕事は楽しいな、こういう所は嫌だなと感じるところがある
  • いきなり「天職を探すぞ!」と思いながら仕事を探すのではなく、どうしてもやりたくない仕事でなければとりあえずやってみて転職をしながら、少しづつ自分の市場価値を高めて行ければいい
  • やってみないと分からないことが多いので、これは自分のやりたいことと違うな、と思ったら方向転換してOK(携わった方への感謝の気持ちは忘れずに)
  • 経験して感じたことを次の仕事に活かしていくと段々と心地いい仕事を見つけることが出来る

いろんな場所でたくさん悩んできましたが、すべて、「やってみてよかった」と思います。

数回の転職を経験したおかげで、自分の苦手なことや得意なことが少しづつ分かり、今自分がいるべき場所が分かり、楽しくお仕事が出来ています。

これからもいろんなことに挑戦していってより良い人生になるように頑張っていきたいと思います。

以上が私の経験談です。

ここまで読んで頂きありがとうございます。

少しでも参考になりましたらとても嬉しいです!

一緒に素敵な人生になるよう頑張っていきましょうね(^^)

この記事を書いた人
りな

一児の母。医療に携わりながら、動画編集やイラスト作成など多岐にわたる副業を展開中。

座右の銘は「人生は出来ること探し」

自分という資本の最大化を目指しながら人生を楽しむことが目標。

好きな食べ物は白米。パンとコーヒーとチョコも好き。

趣味はゲームをしたり器を見ること。

Twitterでは日々の思ったことを呟いております。